尾崎豊が天に召され26年も経った今、驚いた。
歌い方も曲調も声も似ている人がいたのだ。
その人は
3年B組金八先生!!
ではなくて、その続編の
1年B組新八先生!!
ご存知だろうか?新八先生。
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新八先生とは?
金八先生シリーズの中でも特に、再放送の無いマイナーシリーズの新八先生。
その新八先生のオープニングソングをたまたまYoutubeで聴いて驚いた。
尾崎豊に似てる曲、歌い方が似てる人、と言うのは良くあるけど、これは違う。
新八先生の曲
とりあえず聴いて欲しい。
新八先生OP『重いつばさ』
似てない!と思うのであれば、それでOKです。耳は人それぞれ。
自分の場合、尾崎に似ているアーティストが出てくると”イラ“っとくるタチなのですが、この曲はなぜかストレートに入って来ました。
秘蔵の尾崎豊未公開曲を聴いた様な、妙なゾクゾク感。
“声”まで似てるし楽曲にも尾崎臭が漂っている気がしたんです。
さて、誰が歌っているのか?と思えば新八先生ご本人。
俳優に歌わせるなんて、、
これは尾崎豊ブームに便乗して、似たような曲調で仕上げやがったのでは??
でも、尾崎チックな素晴らしすぎる楽曲。
これはさすがに真似できるものではない。
もしかしたら尾崎豊が全面プロデュース??
でもさすがに声まで似せれるものかな?などと勘ぐっても仕方ないのでこの俳優さんをWikipedia・・・
なんとこの方、シンガーソングライターが本業の岸田智史さん(現在は岸田敏志に改名)。
と言うことは曲調も声質も全てエセではなく天然モノの可能性が!!
見た目もなんとなく尾崎
当時のジャケットみると、これがまた。
なんか、、、顔が尾崎っぽいのは気のせいでしょうか。
屈託の無い尾崎のような笑顔だし。
このたたずまい・・・しかも尾崎の生前最後のライブテーマである『約束の日』とか・・・。まぁだいぶコジツケですね。
これは時系列が気になるところです。
尾崎と新八先生どっちが先にデビュー?
- 新八先生は1980年に放送されていたTVドラマ。
- 尾崎豊がCBSソニーオーディションで『ダンスホール』そして生粋のファンしか知らないであろう『もうおまえしか見えない』を歌ったのは1982年。
- 『十七歳の地図』でデビューしたのは1983年である。
つまり新八先生OP『重いつばさ』は尾崎デビュー前。
んでも、デビュー前のインディーズ時代尾崎を参考にしたとか?などと言う、、、またもや大切な思い出を必死に曇らすまいとする新参者排他的ゲスの勘ぐり。
それならばと、岸田智史さんの『重いつばさ』より、さらに前の岸田さんの曲も聴いてみる事に。
すると、
これまた尾崎・・・
しかもこの曲
『きみの朝』
モーーニンモーニン♪きみの朝だよ~♪
遥か昔にめっちゃ聞き覚えあるんですけど(汗
岸田さんの年齢を見ると尾崎豊より15歳も年上で、メジャーデビューは1976年。
尾崎豊、11歳の時である。
1976年デビュー曲がこちら
『蒼い旅』
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これは参りました。
岸田智史さん、いや、
現:岸田敏志 様。
間違いなくオリジナルのアーティストさんでした。
(時系列がもし逆であったなら、この記事どうなってたのかな?)
岸田敏志さんは65歳になられた今でも現役でご活躍されています。
素直に、若かりし岸田さんを見て聴いて、もし尾崎の姿が投影されたのならば、
現在の岸田さんが歌われる姿を見て、あなたなりで感慨に浸るのも良いのではないでしょうか。
尾崎豊のプロデューサーの須藤晃氏もオーディションの時は岸田さんみたいだったと言ってましたね。
昨年の渡辺真知子さんとのラジオで、
岸田智史のコンサートの出待ちに尾崎君がいたみたいなエピソードを語ってたよ
まだデビュー前の高校生だった尾崎豊さんが、岸田さんのコンサートの楽屋に訪ねてこられたことがあったそうですよ^^。
岸田智史は小学生の時背伸びして聞いて尾崎は高校生で最近また岸田智史を聞き直していて尾崎はほとんど聞いてないけどアルバムの構成がよく似てると思った。
久しぶりに岸田智史の螺旋階段のLP聞いたら尾崎豊のアルバムの構成が似てた。レコード会社同じだったし何らかの影響を尾崎豊が受けたのは事実でしょう。
兄が亡くなって昔の事を思い出していてそう言えば岸田智史の曲好きだったなと。そして尾崎豊も聞いていたので何か感じるものがあったのかなと。
私は尾崎はそんなに聞いてないけど改めて聞き直して確かにと思いました。
岸田智史がデビュー当時、埼玉公演の会場の出待ちに何度も現われて、「お願いです。どうやって作曲し、どうやって歌っているのか教えてください!」と質問していたそうですよ。「詩をよく噛みしめてごらん」と適当に答えたとテレビで話してました。その数年後にマネージャーから、「あの子がレコードデビューするらしいよ」と聞かされたんだとか。
こんな記事がありました
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/210813/enn2108130005-n1.html