ほとんどのHDDファームウェアに削除できないスパイウェア系ウィルス!オーマイUSA!

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OSのもっと上、パソコン本体がHDD(ハードディスク)などの機器を操作する為のドライバ、それがファームウェアだ。
そのファームウェアにスパイウェア(マルウェア)が仕込まれていたという調査結果をロシアのアンチウィルスソフトメーカーであるカスペルスキー(Kaspersky)が公開しました。しかも主要な大手メーカーHDDにガッツリと。
このスパイウェアをWindows上からでは削除する事は事実上不可能だそうです。

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被害発覚詳細

汚染HDDメーカー一覧

スパイウェアがみつかったファームウェアのHDDメーカーは以下の通り。
Western Digital、Seagate、東芝、IBM、Micron、Samsung

スパイウェアが検地された国

ロシア、パキスタン、アフガニスタン、中国、マリ、シリア、イエメン、アルジェリア、イランを含む30カ国。
もはや有名ブランドほとんどが汚染された状況。逃れる余地は無さそうです。
ちなみにマルウェアを作成したのはEquation groupと言う巨大ハッカー組織だそうです。なんでそこまで解るのかは謎ですが。
そしてこのマルウェアの構造が某ア●リカ国の国家機密組織の作るものに酷似しているとカペルスキーは発表しています。まぁ、昨年の今頃もアメリカ国家安全保障局(NSA)が、あ、某とかいっておきながら組織名を言ってしまいましたが、このNSAがUSBメモリを使ってハッキングをしていた事件が発覚したのですから疑われるのも仕方ありません。

メーカーの対応

HDDメーカー各社に問い合わせを行っても知らぬ存ぜぬ状態と言う怪しい解答ばかりだという。
 しかし、Googleのような個人および個人の趣向を繋ぎ合わせる為にこっそりデータ収集しているものがユーザーとしては一番嫌なのではないかなと思いますが、今回の件はまたちょっと違う種類な気もします。

汚染が発覚された国が妙

感染国は何故かちょいと注意したい国ばかり。そしてマルウェアの仕込み主がもしアメリカ政府だとしたら民間企業が行うそれとは使い道がだいぶ異なる事になり、個人はさほど心配しなくても良いでしょう。

と、これで安心した人は要注意!
この記事をすっかり鵜呑みにしてはいけません!
自分で書いておいてなんですけどね。。
陰謀だらけの各国政府間なのでアメリカを貶(おとし)めるための、これまた陰謀の可能性も・・・・だとしたらこれは単なるネタとなるのでスルーで構いません。またアメリカの陰謀に見せかけた民間企業による個人情報収集活動の可能性も。だとしたら大変です。

何が危険なのか?

一般の人からしてみたら、あまりパッとしない情報かもしれません。
ですがHDDを傍受されると言うことはアナタのPCに保存した画像を含む個人情報、インターネットで閲覧した趣味趣向、男性であれば変な性癖などの全てが、アナタ個人趣向を紐付けてどこかに保存されている事になります。
それは決して気持ちの良いものではありません。
何が正しいのか、情報リテラシーを個々がしっかり持たないとインターネット時代を健全に生き抜くことは困難になります。
みなさんは更に検索、新聞、自己調査などで色んな角度から情報収集を。
私はあるかどうか不明な続報を待つ事にしましょう。

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