ある日、お腹の右のほうにシコリのようなものが有る事に気づき、ちょっと摘んでみたら、ニュルル~っと糸状の白いヤツが出てきたました!
かなりの量が出てきて驚いたことがあります。
↓まさにコレ
※グロ注意
こやつ、とても臭い。
古くなった顔脂と申しましょうか、脂が酸化したような、とにかくまあ臭いヤツ。
奇妙で少し怖かったのですが、押すとニュルニュル出てきて2~3年は楽しんでいました。でもそのウチにこれはガンなのでは?と心配になってきてググってみた所、どうやらこやつの正体は
粉瘤というヤツらしい事が判明。
別名は表皮嚢腫、
英語ではAtheroma(アテローマ、アテローム)と言うそうな。
皮膚の下に袋が出来て、そこに皮膚表面の角質の死骸だとか汗だとか脂だとか、いわゆる“垢”が袋の中に取り込まれていって溜まるらしいです。
つまりあのニュルニュルは体内から分泌されるものではなく、外部から混入した垢そのものだったのです。
Contents
なぜ臭い?
臭いは袋の中のタンパク質に雑菌が繁殖して臭いを放つそうです。つまり袋の中は雑菌の宝庫という事。
潰れるぞ危険!
シコリを押すとニュルニュル楽しい~!と絞り出したくなるのが心情。でもこれってとても危険だそうです。袋を押すと中身が出る仕組みですが、袋も皮膚下のデリケートな場所なので、ニュルニュル搾り出すことでニュルニュル噴火口から雑菌が入りやすくなり炎症を起こしやすくなるそうです。
それよりも危険なのがこの袋、
破れるそうです!
とくに、炎症を起こすと破れやすくなるそうです。
破れたらどうなるか。袋の中の雑菌まみれの老廃物が皮膚下にぶちまけられ、広範囲に炎症を起こして大変な事になるそうですので、無理にニュルニュルしないほうが良いそうです!
対処法
さて、この粉瘤をどうしたら良いのでしょうか?私の場合はニュルニュルが楽しくて日課のように出していたのですが、バイキンが入ると大変!という事が解ったので完全放置の方向にしていました。
すると、まるで何も無かったかのように粉瘤が気にならなくなり、今に至ります。
医者に見せると日帰りで摘出もしてくれるそうです。
粉瘤は中の袋がどんどん大きくなる場合もあるらしく、大きくなれば大きくなるほど摘出をする際の手術跡も大きくなってしまうそうです。
実はこの粉瘤、中の袋が想像以上に大きいです!
画像出典:http://www.kitasendai-hasegawa.clinic/makidume/#a02
小さくても直3cm~で、ピンポン玉程度の大きさはあるようです。炎症を起こした粉瘤の場合は直径が10cm以上にもなり、手術も大変になるようです!
勇気がある方はこちらの病院の粉瘤摘出写真をご覧下さい。
6cm粉瘤摘出手術
http://shibuya-hifuka.jp/syoujou/dekimono_2.html
(グロ注意)
小さいウチに取り除いたほうが良いのかもしれません。臭い袋が体にあるのも、何か気持ちよくありませんからね。
ただし、粉瘤が発症するメカニズムはまだ解明されていないそうですので、医師によく相談して、最終的にはご自身でご判断下さい。
もいきー!でも僕もるーでー!
横腹のニュルニュルの正体がわかって安心しました。いつも搾り出して遊んでました(ー ー;) ヤバかったんですね。
とったよ。7000円の手術
手術で摘出してもらいました。私は1万2千円ほど。私の場合は大きかったから少し高かったみたいです。表からは内部の大きさが本島にわかりませんでしたね。